恨めしいライトが、現実を突き付ける。
今宵はMax-Tunesとの、愉しいRoad-Sessions。
メンバーの皆さんとはとあるきっかけで、会食にて知り合った。
ツルむのは苦手だけど、ありがたく、気持ちよく参加させて頂いているのは
BOSSを含むメンバーの皆さんが骨っぽく、Toughで、クレバーで、熱いから。
ウダウダ系・コソコソ系なんぞモノともしない、ヤロウっぽさがいい。
Motor-Cyclesと共に顔を合わせるのは初めてだったが、各々、噂に聞きし名車達。
実車を見るも、その存在感と音圧に圧倒される。
MAX-Bossの掛け声一つで、"TATSUMI Pit" に集合。
ちなみに俺は集合前に軽く、地方への往復で100km位ウォームアップ済み。
こいつが、効いた。痛かった。
※手前から、車名(ハンドル)

・YAMAHA STAR VMAX(起爆MAX)
・KTM RC8R(MAX17号改めEightMan)
・DUCATI 1098R(MAX1号"The BOSS")
・YAMAHA VMAX(KTMAX)
一応お断りするが、ここは日本。
イタリアやオーストリアではない。
軽くダベるも、いそいそとSessionsに。
これら4台のモンスターバイクでセッションつったら、何をするかは解り切ったこと。
走り だ。
みんな、どんな走りをするのかな?なんて様子見ながら走ること、数十秒。
あ、これなら安心して走れるな、と思って数分。
お、グイグイ行くねぇ、と思って1分。
見えん。どこいったー!!!!
まぁ、勝手知ったるMetro Exp.Way。
こっちだろうなと適当に予想しながら分岐分岐をかき分け、ちょっと気張って追い付く。
皆さん、緩急をわきまえ、周囲に過度の影響を与えず、オトナな走り。
但し、速い。
そんな走りに、十数年振りに我を忘れた。
しかし、奴のあの光は、俺に急激に、現実を突きつけた。
奴のせいで、愉しかったセッションから一人離れ、減速。
後続車に注意しながら、Pitにたどりつけるであろうギリギリのスピードを保持し続ける。
先程までの愉しい時間から急に、緊張と不安と死の恐怖を味わう(愉しむ)ことに。
そう、あの光とは、「燃料警告灯」。
この時点で、VMAXに何リットルGASが入って、警告灯は残何リットルで点灯するか、把握していなかった。
総量12リットルの、警告灯点灯は残2リットルくらい?な把握だった。
「えーっと、今までリッター10km弱の走りだったろ?もうちょっと悪くなってるかも?」
「追突されたら、最悪Hit-Air(エアバッグ)に助けてもらうか」
「脊髄プロテクターで何とかなるだろ!つか、エンストしたらクラッチ切らなきゃ即転倒だって!!」
こんなことを考えている時間、多分数分。
しかし感覚的には小一時間。
そしてさらに、「点灯」から「点滅」へ
ガクガク((((;゜Д゜)))ブルブル
Fuel-Tripも9km台。なのに高速道路上。
脳内電卓では、残1リットルを切っているはず。
クラッチに手を掛けながら、祈るようにPit前の上り坂へ。
間一髪、Pit-In!
他3台は、にこやかに談笑していた。
赤面しながら「ガス欠っす...」と切り出すと、KTMAXさんから1日早いクリスマスプレゼントが。
"ガソリン1リットル"

その後1つ目のICで降り、すぐあったスタンドで腹いっぱい飲ませてやる。
1リットル給油しているのに、さらに12リットルも入った。合計13リットル。
英文オーナーマニュアルを読んでみると、総量15リットル・警告灯点灯で残3リットル なのね。
ってことはリッター9km台なので、135km航続・警告灯点灯後27km走れるってことなのね。
お騒がせしました。又ありがとうございました!皆さん。
これに懲りず、またお誘いください!
つか、VMAXの定番カスタムに、1品追加。
「SIGGボトル」